わたしが会社員でいられる理由

仲のいい派遣さんが今月末までだと聞いた。

更新がなかったそうだ。

いわゆる派遣切りってやつ。

別れはいつも突然なのね。

女性の働き方についてしばしば考えることがある。

例えば、わたしにあった働き方は？

わたしは大学を卒業して企業に勤めたが

一発で会社員リームー( ﾟДﾟ)　と脱線した。

はい　出世コースからは外れております。

だって無理でしょ。

行きたくもない会社の

嫌いな奴のしりぬぐいして

新卒だからって行きたくもない飲み会の幹事して

新卒だからって電話とらされて

何度も日本人やめたいと思いました。

新卒のころはどこかで見知った

置かれた場所で咲きなさい

を何度も呪文のように唱え

気持ちを奮い立たせて会社へ…

そして社会人2年前をあと数日で迎えるっていうある日

ぶっ倒れました。

自律神経失調症とな。

もともと持病もちで神経系は弱かったんですが

そこにいやいやといいつつ無駄な正義感が働き

結局変に頑張りすぎちゃってたんですよね。

そこから半年超にわたって休職しました。

新卒なのにそれさせてくれる会社すげえ。

（復職してから2回もボーナスskipされたけどね）

休職中にテレビを見ていたら、

オードリー若林がお悩み相談に答えるという番組があって

そこで会社員から仕事がうまくいかない。という相談が寄せられました。

そのとき若林のいった言葉が忘れられない。

固定給なんだから気楽に行け

若林教があったら入信したいぐらい。

なんだかこれ聞いて胸がすーっとしましたね。

復職してからはこの言葉をもっとーに生きております。

そして会社員を頑張っているひとをみて無条件に尊敬します。

いや　皮肉じゃないですよ。

でも会社員として生きている8時間の間

服従の精神で疑問を持たずに会社員がんばれるまっさらでピュアな人すげえ。

理不尽なことに一生懸命対応できる会社員すげえ。

わたしはやっぱり無理です。

もっともっと自分らしくありたい。

会社なんて大きな組織なんだからそういう人ひとりいたっていいでしょ。

つぶれないでしょ。

２：６：２の法則で怠け者って会社から絶対消えないんだから。

その人のフォローアップのために上部の「２：６」が疑問を持たずに時には文句言いながらも頑張ってくれるんだから。

てなわけで

わたしは会社員の仮面をかぶりながらわたしという人生を一生懸命生きています。

（決して仕事さぼっているわけではないですよ。念のため。常に魂の行き着く先は自分自身にあるってことです。会社ではなく）

そういう生き方に気づけたこと、本当に心からありがたいと思っています。

あのまま休職せずに体に鞭打って続けていたら完璧な社畜が完成していたと思うし。

そしてもちろん会社にとても感謝しています。

産休育休もとらせてくれるしね。

世の中こういう会社ばかりじゃないんだろうと思います。

でもこういう会社に就職できたのはやっぱりわたしの実力です。

これも一見皮肉のようですが、何の目的意識も持たずに学生時代過ごしてきたわけじゃあないですから。

だから結局何を言いたいかというと、周りの環境を変えるには、やっぱり自分自身をしっかりと持つこと。

周りを変えることは難しくても、自分からの見え方が変わってきて周りの環境が変わった錯覚をGETできる。

いつまでも人の意見に流されてちゃ、そりゃ楽だろうけど人と同じ人生しか手に入らない。

一生に一度しかない人生、ほかの人と同じような平々凡々より、自分らしくありたいでしょ。

そしてその時本当の意味でこの言葉の意味が分かる。

置かれた場所で咲きなさい